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埼玉県内避難者は今・・・

震災から1年3ケ月経った6月、ようやく県内に避難されている方々の実態が、新聞で報道され始めました。いくつかご紹介します。

6月14日朝日新聞:川口市による「震災避難者アンケート」

3月に、川口市が市内に避難されている247世帯約500人に実施したアンケートです。
(126世帯から回答)報道された「概要」からいくつかピックアップします。

  • 8割が福島県からの避難者で、30~40代が多い。
  • 今後の生活地については、3割が「分からない・未定」、2割が「このまま川口に住む」と。
  • 仕事に就いている人は4割だが、「いまの生活の先が見えないため、就職に踏み切れない」という声も。

6月17日毎日新聞、6月18日朝日新聞:市民団体による「埼玉県震災避難アンケート調査」

☆この市民団体は「震災支援ネットワーク埼玉(SSN)」。浦和に事務所があります。
私達も、内舘理事長と私(吉田副理事長)が5月末に訪れ、親しく懇談させてもらいました。
その際にこのアンケートのことを知り、「重要なアンケートだ」と思っていました。
アンケートは、福島県の協力を得て、福島県から県内に避難中の1658世帯に郵送し、4月末までに483人から回答があったものです。

☆新聞の見出しは、こうなっています。

  • 毎日「避難者7割 PTSD可能性」
  • 朝日「ストレス深刻 ケア急務」

「PTSD」とは、「心的外傷後ストレス障害」と言われる症状です。
以下、朝日新聞記事からの抜粋です。

「心的外傷後ストレス症状の度合いを測る国際尺度を用いた調査では、症状が重度である可能性が高い人は67.3%にも上った。また、抑うつや怒り、無気力などストレス反応をみると、男性では76%、女性では77%がそれぞれ『高い』レベルで、『やや高い』を含めると9割をしめた。」

☆以下、このアンケートから分かったことを、いくつかご紹介します。

1.どこから避難されたか

  • 「警戒区域」「緊急時避難区域」「計画的避難区域」から避難された方: 96.5%

ほぼ全員が、文字通り、否応なく避難させられた方々です。

2.家族に関して

  • ご家族そろって生活されていない方: 51.7%
  • 今現在も、家族のどなたかが、原子力発電所で働いていらっしゃる方: 12.1%
  • 過去に、家族のどなたかが、原子力発電所で働いていらっしゃった方: 31.9%

3.経済生活に関して

  • 生活費に心配がある: 65.6%
    その主な理由
    ・失業した:34.4%
    ・廃業した:8.5%
    ・雇用保険が打ち切られた:7.6%
  • 現在の無職の方: 61.7%
    震災前に無職だった方は20.1%
  • 原発に対する賠償や補償問題に心配事がある: 84.7%

4.福島に帰りたい気持ち

  • 「絶対に帰りたい」+「帰りたい」: 41.4%
  • 「全く帰りたくない」+「帰りたくない」: 19.0%
  • 「どちらともいえない」: 37.3%

5.福島に帰れる時期の予測

  • 帰れないかもしれない: 74.7%
  • 10年以内に帰れる: 18.2%

6.福島に帰れる時期の予測

  • 放射線被曝に関して: 38.1%
  • 被曝していると思うが、現在は体に影響が出ていない。しかし将来の影響が不安: 21.6%

7.震災関連のコミュニティーや交流会への参加

  • 参加していない: 77.8%
  • 参加している: 19.7%

アンケートの詳細は、こちらでご覧下さい。↓

震災支援ネットワーク埼玉(SSN)サイトより
アンケート調査集計結果報告書A(PDF)
アンケート調査集計結果報告書B 自由回答分析結果(PDF)
アンケート調査集計結果報告書C 埼玉県自治体別クロス集計分析(PDF)

私達も、こうした団体とも連携して、県内避難者の方々への支援を具体化してゆきたいと考えています。

2012年6月28日 文責・吉田

 
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